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広瀬川をカヌーでたゆたう

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市街地近くにありながら自然豊かなロケーション

仙台駅前から車で約15分。仙台市街を蛇行する「広瀬川」上流で開かれた、カヌー体験スクールに参加しました。

初心者にうってつけの体験日和でした。風はなく、川面に映える緑はしたたるよう。明るい光の下で水流は穏やかでした。

漕ぐのを止め、ぼんやり流されてみる

ライフジャケットを着け、パドルの基本的な使い方を一通り教わって、いよいよカヌーに乗り込みます。
両足をそろえて進行方向に伸ばした長座姿勢。風を切って鮮やかにターンしていく先生の後ろ姿に見とれながら、懸命にパドルを握りました。
前進、後退、右折、左折、転回、停止。ぎこちなくカヌーを操っていきます。利き手側は力を込めやすいので、意識的にもう片方を強く漕がないと、真っ直ぐ進みません。うっかり気を抜くと、浅瀬に乗り上げて動けなくなったりするのがまた楽しい。

漕ぐ手を休めると、カヌーは下流の街の方へと、自然に流されていきます。穏やかな水の動きが船底ごしにお尻に伝わって「地球は動いている」と実感します。
視線を上げると、風にそよぐ緑。川面から見上げる仙台の街並みは、いつもよりも高くそびえて見えます。展望台や高台とはひと味違った、低所からしか見えない風景もあるものです。

一段落して名残惜しく岸に上がると、香ばしい匂いが漂ってきました。川沿いに、バーベキューのできるビアガーデンが作られているのです。あぁおいしそう…クルマで来たのは失敗だったかな?

そういえば広瀬川流域は、秋は「いも煮」の好スポット。いも煮というのは、グループで河原に繰り出し、サトイモの入った味噌仕立ての鍋料理を作って食べるローカル行事です。
都市化が進む仙台にあって、街のすぐ近くで自然に親しめる広瀬川は、仙台市民の貴重な憩いの場。夏休みもなかなか休めないという家族の頼もしい味方になっています。宮沢橋のたもとでは、この春20年ぶりに「貸ボート」が復活して話題を集めました。

ちなみに今回参加したスクールを主催する「クネムレクリエーション」では、日本三景松島を会場にしたシーカヤックイベントも開いています。カヌーで松島の島々をめぐったり、無人島に上陸したり、宮城ならではの体験が楽しめるそう。
広瀬川の次は松島!早速、夏の計画を練り始めているところです。
地図※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。

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