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岩手の風景は岩手山によって生きている

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冬期~早春の岩手山 (焼走り溶岩流より)

暑い夏、アウトドアにも気合いが入る時期と思われます。私的夏の行楽といえば登山であります。
南部片富士と呼ばれている名峰「岩手山」へ、ゼヒ登っていただきたい!岩手山は約100万年前の噴火で誕生したとされます。この後、幾度も噴火して薬師岳や妙高岳などを形成してゆきます。801(延暦20)年、坂上田村麻呂が柳沢に勧進し、大権現社を開基。これが後に山麓の人々の間で岩手山が信仰の対象となるのです。

雄大な姿を見せる南部片富士(柳沢方面より)

岩手山は岩手県のシンボル的存在です。はるか太古の昔から山岳信仰の対象として崇められ、多くの伝説や民話の舞台となってきました。その優美な姿は、岩手に生まれた、あるいは岩手に生きた幾多の人々の心に深く投影されており、とくに文人墨客に与えた影響ははかり知れません。

「ふるさとの山に向かひて 言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」(石川啄木)
「岩手山 いただきにして ましろなる そらに火花の湧き散れるかも」(宮沢賢治)
郷土を代表する詩人の石川啄木は望郷の念を込めて詠み、宮沢賢治は自然科学者として、童話作家としてのまなざしを注ぐなど、岩手山へ寄せる思いもとりわけ深いのです。

岩手山登山コースは全7コースありますが代表的な4つのコースをご紹介。

8合目避難小屋付近

1. 集団登山にもおススメの表玄関、柳沢(馬返し)コースは山頂を眺めながらスタート、森林帯から眺望の開ける火山砂礫帯を登っていくコース。

2. 天然記念物の溶岩流から登る焼走りコースは、まさに「焼走り熔岩流」を遡る道。

3. 急登が続く健脚向きコースの御神坂コースは、「お山がけ」と呼ばれる信仰登山がさかんだった時代からの登山道。数ある登山ルートの中でもっとも登りがきつく、足場の悪いところも通ります。

4. リフト利用で気持ちのよい尾根歩きとお花畑を堪能できる網張コースは、行程は長いですが比較的らくなコースとなっております。

この夏はゼヒ岩手山へ登りに来ませんか!!お待ちしてます。


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