
皆神山(みなかみやま)
上信越道を下ると長野インター手前で右側に見えてくる、台形の特徴的な山が皆神山(標高659メートル)です。松代藩10万石の城下町として栄えた長野市松代地区の南東部。

修験道の姿を伝える長野県宝の熊野出速雄(くまのいずはやお)神社本殿
山上の皆神神社境内の熊野出速雄(くまのいずはやお)神社本殿は、かつて栄えた修験道の遺構として長野県宝にも指定され、神社入り口近くの池はクロサンショウウオ産卵地の南限とされるなど見どころの多い山です。
しかし、一部の愛好者にとっては「ピラミッド伝説」が伝わる“怪しい”山といった方が通りがいいでしょう。早速、登ってみることにしました。インターからは裏側に当たる南からなら車で登ることができます。「皆神神社 ピラミッド参道入口」などという看板が歓迎してくれます。
途中の山腹には岩戸神社があります。本来は南大平古墳群として長野市の遺跡地図にも載っていますが、現地の看板には「皆神山ピラミッドの入り口ではないかと言われその奥は謎とされている」とあり、すっかりピラミッドモードです。
山上はすぐです。真新しい鳥居の奥が山門(随身門)。県宝の熊野出速雄神社本殿はその奥の右側にある社です。修験道の地だっただけあって、霊感を刺激するのでしょう、境内にはさまざまな神がまつられ、昭和の宗教者の碑も立っています。しかし、問題はそこにはありません。駐車場に掲げられた看板です。
世界最大で最古の皆神山ピラミッド
皆神山の造山方法はエジプトのピラミッドのように人の労力ではなく初歩的な重力制御技法…

ピラミッド伝説を伝える驚きの看板
真偽うんぬんは野暮というものでしょう。地元でも承知の上で毎年、5月5日のこどもの日には、「ピラミッド祭り」を開いています。神楽の奉納や地元産野菜の直売、ビンゴゲームなどで盛り上がります。ことしが24回目でした。
なお、時間があれば、車で登ってきた方向とは逆の北側から登る旧参道をどうぞ。小1時間で登れます。常夜灯や神社までの距離を示す里程標があり、途中には小丸山古墳もあります。もっとも、この古墳はピラミッド説では「高天ケ原」だそうですが…
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