
仕掛花火とよさこいのアツい共演は、祭りいちばんの見どころ!
ここ数年、全国的にブームとなっている“よさこい”。そして夏の風物詩・花火。この2つが同時に楽しめる祭りが、兵庫県中部の小野市にあるんです。

打ち上げ花火も盛大に行なわれる
今年で33回目を迎える「小野まつり」は、かつては個別に行われていたいくつかのイベントを、集めてひとつの祭りとしたもの。「祭りが郷土を愛する人の誇りとなるように」と年々改革が進められ、今では10万人を超える人が来場する北播磨を代表する夏の行事になりました。毎年変わるうちわのデザインを市内の中学校から募集したり、のど自慢大会・市民総おどりが行われたりと市民が主体的に関わることができる催しが多く、地元に根付いた祭りと言えます。
2日間にわたる祭りの目玉は、よさこいをメインとしたダンスイベント「おの恋おどり」。若い世代にも祭りに参加してもらおうと、2001年に始まりました。おどりに使われる曲もオリジナルで、東京で活躍中の小野市出身の歌手・中村智子さんがボーカルで参加したり、広く市民から新曲を募ったりと、地元を愛するたくさんの人の思いが詰まっています。
結果、最初16チームの参加者から始まったこの小さなイベントは、年々参加チームが増え、関西最大級にまで発展。最近では、市民のみならず、市外、さらには岡山、京都、福井など県外からも参加者が集うようになりました。昨年は過去最多の112チームが参加し、上位に入賞したチームは仕掛け花火や炎の演出をバックにアンコール上演を行い、会場を沸かせました。

衣装や道具など、各チームの個性が光る
こんな大きなイベントが、大都市ではなく、人口5万人ほどの小さな市で行われているところがミソ。地元を愛し、まち全体を盛り上げようとする、市民のアツい魂と郷土愛が息づいている祭りなのです。迫力満点で盛大な「みなとこうべ海上花火大会」のような“街のお祭り”もいいけど、地方でやっているアツい祭りも見逃せません。ぜひ「小野まつり」を訪れてみて、踊り手と観客が一体になる熱狂と興奮に酔いしれてみてください。次は踊り手として参加したくなるかも…。
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