
道央自動車道有珠山サービスからの景観
火山の歴史を身近に感じ、「変動する大地と人間の共生の歴史」を学べるのが、洞爺湖有珠山ジオパーク。2009年8月、日本で初めて「糸魚川」「島原半島」各ジオパークとともに世界ジオパークに登録されました。

間近で見られる噴火口
ジオパークは世界遺産と違って保全だけの目的ではなく、地層、地形、火山などの地域にある自然遺産を公園化して保護・研究活用し、自然と人間が共生できる場として整備されています。特に洞爺湖有珠山ジオパークには、有珠山などの地質遺産、風光明美な自然遺産、縄文遺跡などの歴史遺産などがあり、見どころいっぱいです。
有珠山といえば近年の噴火が記憶に残っていますよね。私も2度体験しました。1度目は1977年8月7日で、午前9時過ぎに山頂から噴煙が立ち上がり、地元はもとより室蘭・登別方面でも降灰により昼なのに真っ暗闇と化しました。2度目は2000年3月31日に西山山麓でマグマ水蒸気爆発がおこり、翌日、金比羅山山麓で噴火が始まりました。いずれも予兆として数日前から最高震度5弱の地震が発生していましたが、慣れとは恐ろしいもので多少の震度では動じなくなりました。噴火の被害は大きなものでしたが、有珠山が与えてくれる恵みはそれ以上のものがあるようです。なぜなら、住民がこれまで通り暮らし続けているからです。

風光明美な洞爺湖
洞爺湖周辺には多くの温泉ホテル・観光施設がありますが、訪れる人々に自然とのふれあいや展示品、映像、体験プログラムなどを通して情報を提供してくれる洞爺湖ビジターセンターに来館すると便利です。
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