
長崎港口に架かる九州で最も長い斜張橋の女神大橋
天然の良港として開港から400年以上の歴史を誇る長崎市の長崎港。江戸幕府が海外貿易を制限した鎖国時代には、海外に唯一開かれた「出島」が置かれていた港としても知られる。
この長崎港口に架かるのが、長崎県内で最も長い橋(陸橋を除く)である「女神大橋」だ。2005年12月開通。長さ1289メートルの斜張橋で、長崎県道路建設課によると、斜張橋の長さ(中央径間長)では国内6位、九州ナンバーワンという。長崎市のやや南部に位置する新戸町と、中心部対岸の稲佐山側にある大浜町を結んでいる。
地図で見てもらうと分かりやすいが、長崎市は地理的に、長崎港で東西に分断されている。橋によって、市の南側と西側の連絡は格段によくなった。
来年春にはこの橋から高速道路へとつながる長崎南環状線が完成し、住民の利便性が大幅に増す。

ライトアップもされている
ライトアップもされており、中心部南手にあたるグラバー園などから女神大橋、稲佐山へとトワイライト~ナイトツーリズムが構築できるなど、観光資源としてもさらに注目されるだろう。
また、女神大橋の南約10キロメートルの香焼地区と、離島の伊王島を結ぶ伊王島大橋(総延長2700メートル、うち橋長876メートル)も来年春に開通予定で、大橋わたり比べなんてのも楽しそうだ。
ところで、なぜヴィーナス(女神)なのか。
白塗りの美しさ? 斜張橋の優雅さ?
実は橋が架かっている新戸町付近は、通称で女神地区と呼ばれている場所なのでした。もっとも、その語感が名前の由来につながったのは間違いないでしょうが。
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