平城遷都1300年祭
今までにない奈良を実感
2010年の年明けと同時に奈良県では平城遷都1300年祭が開幕した。和銅3(710)年、都が藤原京から奈良の平城京へ移って1300年を迎えたのを記念し、祝う事業。そのシンボルとして奈良市佐紀町の平城宮跡(国の史跡)に第1次大極殿が復元された。4月23日には関係者による完成記念式典が行われる。一般参加はできないが周辺では式典に合わせたイベントがある。
24日からは平城宮跡で楽しさいっぱいの催しが11月7日まで連日繰り広げられる。
また10月には平城遷都1300年記念祝典が行われ、皇族や海外の要人を迎えて日本の歴史・文化が連綿と続いてきたことを祝福する。

復元された大極殿
遷都1300年祭は平城京周辺だけでなく奈良県全体が会場となっているのが特長だ。訪れる人に、今までにない「奈良の奥深さ」を実感してもらおうと、各地でさまざまな取り組みが展開される。
「祈りの回廊~奈良・大和路 秘宝・秘仏特別開帳」は県内の50以上の寺社で秘宝や秘仏の公開が行われる。これまで一度も開帳したことのない寺院も含まれ、奈良ファンならずとも一度は見ておきたい仏像に出会えることだろう。
●平城京歴史館&遣唐使船(4月24日~11月7日)
遣唐使や古代人の東アジアとの交流を紹介する展示館。3D映像やアニメで分かりやすく解説する。併設される遣唐使船(原寸大)は全長30メートル、幅約9.6メートル。甲板にも「乗船」できる。入館料500円。
●平城京なりきり体験館(4月24日~11月7日)
平城京の仕事や生活が体験(有料)できる。奈良時代の役人の仕事体験や文化体験など学習型のパビリオン。発掘調査の疑似体験もできる。
◆ 平城京探訪ツアー ◆(4月24日~11月7日)
大極殿や朱雀門など平城宮跡内に復元された施設や、平城京の歴史をガイドの説明で巡る。自動音声によるサービスもある。
◆ 古代行事の再現 ◆(4月24日~11月7日)
平城京の門を守っていた衛士による警護の様子をアトラクションとして再現する。古代衣装のパレード(1日2回)も。
◆ まほろばステージ ◆(春、夏、秋のフェア開催日とフェア以外の土・日曜日)
中国や韓国など東アジアの芸能や県内各地の文化芸能も開催。各種コンサートもある。
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