
5月の阿蘇といえば、ミヤマキリシマ。山肌が一面、艶やかなピンク色に染まります。
阿蘇にはミヤマキリシマを楽しめるスポットがいくつかあるのですが、中でも5万株が咲き誇る仙酔峡(せんすいきょう)の美しさは格別です。仙酔峡は阿蘇の高岳と中岳の山麓に広がる標高900m、約15ヘクタールの谷。昨年、雑誌の取材で仙酔峡に行ってきました。
その日は晴天。阿蘇山頂に向かうロープウェイの発着場に隣接した駐車場は、車と人でごった返していました。車から降りると、目の前にはピンク色や濃い赤色の花がびっしりと山の斜面に咲いていました。まさに花の絨毯といった感じです。
そんな美しい花々の間を縫うように遊歩道が続いており、近くで見てみると、意外と花びらは小さく、可憐な印象を受けました。ミヤマキリシマはツツジの一種。花弁に顔を近づけてみると、特に香りはないようです。時々、ミツバチが花びらに頭を突っ込んでいる場面に出合いました。これだけ花があったら、ミツバチたちも“ウハウハ”ではないでしょうか。
仙酔峡の名前の由来は「花に仙人が酔うほど美しい峡谷」なんだとか。仙人が本当に阿蘇に来たのかどうかは置いといて、この規模と美しさは、なかなか他でお目にかかれないことは確かです。今年は5月30日まで「仙酔峡つつじ祭り」が開催されますので、みなさんも仙人気分で訪れてみてください。
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