ご乗車ありがとうでござる! | 47URARA

地域情報発信!全国の地方新聞社厳選 47URARA(よんななうらら)

47CLUB

全国津々浦々の【新鮮】地元情報!“地元発!”のタイムリーな情報を毎月テーマに沿ってお伝えする『47URARA(よんななうらら)』

4月在来線の旅こそ面白い!

ご乗車ありがとうでござる!

Bookmark and Share Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録

藤子不二雄Aさんのアニメキャラクターが描かれた忍者ハットリくん列車

列車が「ゴトン」と鈍い音を立てて動き出すと同時に、立て続けに「プシュウ」と缶ビールを開ける音は、何とも旅情をかきたてる。超特急の新幹線も心地よいが、決して座り心地がよいとは言えないシートに身をまかせ、適度な揺れを感じながら行く田舎在来線の旅も風情があってよいものだ。

地元の幼稚園児が、日ごろの感謝をこめて清掃する

JR高岡駅の氷見線ホームに足を運ぶと、ひときわ目を引く列車に出合える。「笑ゥせぇるすまん」などでお馴染みの氷見市出身の漫画家、藤子不二雄Aさんのアニメキャラクターがラッピング塗装された「忍者ハットリ列車」だ。富山湾に浮かぶ唐島と立山連峰を背景に、ハットリくんやブリなどが大胆に描かれている。エンジン音はディーゼル。「ご乗車ありがとうでござる」「ニンニン」と聞こえ、思わず頬がゆるむ。車内アナウンスも、もちろんハットリくんの声。だんだん、藤子ワールドに浸ってゆく。

高岡市の海側、氷見市にほど近い越中国分駅付近は、車窓から富山湾が望める。天気がよければ、海越しに立山連峰が見える絶景の地。時折、車内アナウンスでハットリくんが、沿線の見どころや歴史、名産品について分かりやすく解説してくれる。氷見牛、氷見うどん、寒ブリ。どれも、地元が誇る特産物だ。

路面電車と在来線を乗り継ぐイチゴ狩りの旅

車社会の富山県だが、今何かと「公共交通」が熱い。富山市内にも、昨年末、低床路面電車が開通した。市街地を環状線で回る、東京の山手線のミニ版みたいなイメージか。ただし、方向は一方行しかないのが少し残念。射水、高岡両市にも路面電車「万葉線」があり、車内アナウンスは立川志の輔だったりする。路面電車と在来線を乗り継ぐイチゴ狩りの旅など、公共交通機関の良さを知ってもらう催事も行われている。環境にもやさしいとされる公共交通を今一度見直すきっかけとしたい。


おすすめの記事

オススメの記事はまだありません