
1903年に建築された木造西洋風の鳥栖駅舎
鳥栖駅名物「かしわうどん」とJ2サガン鳥栖のホームスタジアム、ベストアメニティスタジアムを案内しましょう。
佐賀県の東部に位置する鳥栖市。その鳥栖市の玄関口の鳥栖駅はJR鹿児島線と長崎線が分岐する九州の交通の要衝の地。1日に通過する列車本数は533本。特急178本、快速・普通277本、貨物60本。1日の乗降客数は6600人。始発は5時54分下り久留米行きで、最終は0時8分上り博多行きで鳥栖駅の1日は終わります。駅員は約600人の全盛時から36人に減った現在でも鳥栖駅の重要度は以前と変わりません。

6番ホームの名物かしわうどん
この鳥栖駅の名物は中央軒が営業している「かしわうどん」です。かしわうどんを始めたのは1956(昭和31)年。すでに名をはせていた駅弁「かしわめし」に新メニューとして仲間入りした。当時は立ち食いの風習もなく画期的な試みだったという。だしはカツオ、昆布、シイタケ、イリコ、二種類の醤油、酒、味醂。名物かしわうどんの決め手は細かく刻んで甘辛く炊いた鶏肉。私は丸天うどん注文しましたが、味は鶏肉の強い風味がほどよく麺とよくからまって、スープも最後まで残さず美味しくいただきました。うどん320円で、トッピングとして丸天、エビ、ゴボウが100円、玉子が70円プラス。構内の4ヶ所で販売しています。
営業責任者の中村博孝さんの話によると「6番ホームの店がなぜか人気があり、全体の4割を売り上げ、冬は夏の倍の1日200~250杯出る」という。平日の夕方は学生たちでにぎわい、行楽日には家族連れでにぎわうそうだ。夜行寝台か消えて、列車の停車時間が短くなり、往時に比べ立ち寄る人は少なくなっている。旅の途中、鳥栖駅で時間が空いたら是非覗いいただきたいスポットです。

J2サガン鳥栖のホームスタジアム、ベストアメニティスタジアム
プロサッカーJ2サガン鳥栖のホームスタジアム「ベストアメニティスタジアム」は駅と隣接していて1996年6月16日オープンしました。観客24,490人収容で、フィールドが天然芝に覆われた素敵なスタジアムです。構内をまたぐ「虹の橋」を渡って3分と立地のよさがウリの佐賀県自慢のスタジアム。サッカーの聖地です。今シーズも8000人を超えるサポターが詰め掛けて開幕しました。あと一歩でJ1昇格を逃しているサガン鳥栖。サポターの願いはJ1昇格への夢実現です。12月まで熱い戦いが続きます。
駅舎は木造西洋風の建物。建築された1903(明治36)年からほとんど姿を変えていません。100人を越える死者を出した1945(昭和20)年の鳥栖空襲では標的になりながら、駅舎は消失を免れ、老朽化に伴い、これまで何度も建て替えが検討されましたが、住民から上がった文化財として保存を願う声などでその都度見送られた、と伝えられています。昨年タクシーが駅舎正面の柱に突っ込み「くの字」に曲がった柱を専門家に頼み、これまでの雰囲気を損なわないよう市民の熱意で修復しました。柱の飾り修理は奈良の宮大工に依頼したといぅ。鳥栖駅はこれからも市民の生活に溶け込み、大事にされて行くことでしょう。
※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。







