昭和にタイムスリップ! レトロ列車で大洗鹿島線の旅 | 47URARA

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昭和にタイムスリップ! レトロ列車で大洗鹿島線の旅

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赤と白のツートンカラーが緑に映える「キハ6000形」。鉄道ファンにも人気だ。

午前10時18分。JR水戸駅8番線ホームから赤と白のツートンカラーで塗られたディーゼル列車「キハ6000形」が独特なエンジン音を響かせながら、ゆっくりと動き出した。水戸駅から鹿島神宮駅まで全長56.2キロを結ぶ大洗鹿島線は、地元住民の通勤通学に利用されるとともに、観光客や鉄道ファンにも愛されるローカル線だ。

列車が高架式の線路を昇っていくと、眼下には緑の大海原が広がってくる。どこか懐かしさを感じさせてくれる光景に目を奪われながら心地よい揺れに身をゆだねていると、列車は水戸駅から約25分で涸沼駅のホームに滑り込んでいった。

「いこいの村 涸沼」展望大欲場の涸沼温泉「美人の湯」。癒しの温泉でみんな美人になっちゃおう!

電車を降り、周囲を見渡すと「いこいの村 涸沼」の送迎車が迎えに来ていた。涸沼湖岸にある宿泊施設で、展望大浴場の温泉に浸かると、シジミ漁の様子やハゼの舟釣りを楽しむ親子の姿が目に映る。温泉でゆっくりと日頃の疲れを癒した後は、1階のレストランで地元の新鮮な魚を使った刺身定食を堪能。絶品料理の数々に舌鼓を打った。日帰りでの温泉利用も可能で、夏場にはプールもオープンし、家族の憩いの場として人気のスポットである。

いこいの村で心身のリフレッシュをして涸沼駅を発ったのは午後1時40分。この地域は収穫量・味ともに日本一といわれるメロンの産地で、県内でも有数の大型農産物直売所が点在している。その中からJA直売所の「サングリーン旭」と「ファーマーズマーケットなだろう」に立ち寄ることにした。どちらも地元ならではの鮮度の良さと安さが魅力で、広い店内に旬の野菜や果物がズラリと並んでいる。例年、4月下旬からメロンの販売も始まる両直売所。サングリーンへは徳宿駅、なだろうへは新鉾田駅を下車すると便利だ。

鹿島神宮の楼門は日本三大楼門の一つ。関東最古の名社は見所満載です。

袋いっぱいの野菜を両手にぶら下げながら神宮方面の列車に飛び乗り、着席すると、茶色いシートの上に置いた買物袋と木目調の背もたれが、昭和レトロの感じを一層際立たせた。終点・鹿島神宮駅には、北浦湖畔駅、長者ケ浜潮騒はまなす公園前駅などを経由して午後4時50分に到着。情緒豊かな門前町を横目に、大鳥居と朱塗りの楼門をくぐると、荘厳な雰囲気が漂う鹿島神宮本殿が右手に見えてくる。旅の終わりに参拝を済ませ、西の空を見上げるときれいな夕焼け空が広がっていた。
ここで、ちょっとだけ耳寄り情報です!大洗鹿島線に期間限定で登場する7000形「マリンライナーはまなす号」が鉄道ファンの注目を集めているそうですよ。昨年度はこの車両を使って、地元酒蔵の銘酒を楽しむ「利き酒列車」やボジョレ・ヌーボの解禁日に合わせてワインを楽しむ「ワイン列車」、萌えをテーマに列車の中をメイド喫茶に大変身させた「メイドトレイン」が運行されたとか。見どころいっぱい、遊び心満載の大洗鹿島線の旅、皆さんもぜひお出かけしてみては!?
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