
特別色が鮮やかな八戸線「うみねこ」
今年で80周年を迎えるローカル鉄道八戸線は、八戸から三陸海岸北の入り口、第三セクター三陸鉄道北久慈まで、64.9キロの非電化路線で走る味のある路線です。

力強く八戸海岸線を走りぬける「キハ40形・キハ48形」
地元住民はこの八戸線を呼ぶ時、決して「電車」とは呼ばず「汽車」と呼びます。なぜかはわからないのですが、八戸線が電化されず気動車(ディーゼル)で走る事からそう言われているのかな?と勘ぐっています。力強いサウンドを奏でながら走りだす八戸線に乗り込むと、しばらくは住宅街を走っているのですが、そこを抜けると陸奥湊の市場街を、その後は、ほぼ海岸線を走り、「ウミネコ」の繁殖地の蕪島や風光明媚な種差海岸など観光地を走る事になります。数多くの海水浴場がある点にも注目です。
八戸線の魅力を感じ、楽しむには?
八戸の海岸線のうち、下北半島に近い方は南北に延びる直線的で単調な砂浜が続いていますが、蕪島(かぶしま)から南側ではごつごつとした粗い岩や白い砂浜など、変化に富んだ風景が人々を楽しませてくれます。

美しい花々が咲き誇る自慢の遊歩道は、癒し効果抜群です
この蕪島の南から大久喜(おおくき)に至る延長12キロに及ぶ海岸とその後背地を含めた約880ヘクタールが昭和十二年に国の名勝に指定されています。種差海岸(たねさしかいがん)には、釜口(かまのくち)、縄掛岩(なわかけいわ)、岩(しらいわ)、高岩(たかいわ)、弁天崎(べんてんざき)など名前の付けられた岩が点在し、岩礁に白波があたって砕ける風景や大須賀海岸に打ち寄せる波山、さらには芝生と青い波のコントラストは印象的です。
市の中心部から約10キロの所にあり、夏になると私もそうなのですが、多くの市民が涼を求めてここを訪れます。三陸海岸と比較して穏やかでやさしい地形が特徴となっています。海岸を散策する人のための遊歩道も整備されています。眼下に広がる広大な太平洋ををバックに美しい自然の景色を楽しみながら、遊歩道を歩く。八戸線ならではの楽しみ方ではないでしょうか?
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