
住宅街の中で歴史を感じる荘厳なお社です
歴女ブームですっかり戦国武将がメジャーになった昨今。静岡といえば、桶狭間で倒れた【今川義元】、江戸幕府を開いた【徳川家康】の隠居地、ひこにゃんで有名な【井伊家】発祥の地であったり、戦国時代以降だけでも、様々な偉人と関係する土地です。
今回は、そんな戦国ブームより遡ること遙か昔に日本中で活躍した伝説上(?)の英雄に因んだ静岡ならではのお話をします。
日本書紀や古事記に記述がある、日本武尊(倭建命)という偉人をご存知ですか?日本武尊は、父の景行天皇に蛮族平定のために西征を命じられ、西征が成功するとすぐに東征も命じられてしまいます。今回は、日本武尊の東征時に今の静岡県での足跡の中で現代になっても地名として残った一例を紹介します。

灯篭に徳川家の家紋(葵のご紋)が…。徳川家も大事にしていた神社だったのでしょう。
【草薙】ーーー今では静岡でも有数の高級住宅地になっていますが、その地名の由来は次のようになります。今回は、草薙にある『草薙神社』を探検に行ってきました。足跡は、神社の説明から抜粋します。(以下)
景行天皇第二皇子の日本武尊が東国の蝦夷が叛いたので、之を平定するため吾嬬国に行く途中、この地で逆賊が起り尊を殺そうとして原野に火を放った。
尊は佩用の剣を抜いて「遠かたや しけきかもと、をやい鎌の」と鎌で打ち払う様に唱え剣を振り草を薙ぎ払ひ火を逆賊の方へなびかせ尊は無事に難をのがれた地を草薙という。
その後佩用されていた天叢雲の剣を草薙の剣と名稱を変更になり草薙神社に神剣として奉られる。
今より一八六〇余年前である。(社頭案内板より)
余談ですが、草薙神社の近くにある【日本平】も、ヤマトタケルが小高い丘に登り周りの平原を見渡した姿を見た土地の人たちがここを「日本平」と名付けたそうです。また、【焼津】は、逆賊が原野に火を付けた場所という謂れもあるそうなんですよ!
日本平からは、富士山、駿河湾、伊豆半島などが遠望でき絶景です!是非、静岡に来たときは、行ってみてください。
自分が住んでいる土地と過去の偉人との歴史が、地名から分かると思うとちょっとしたロマンを感じますね。静岡というより日本の偉人である、日本武尊の静岡の足跡のレポートでした。
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