
加藤清正公像(熊本市花畑町)
先日、大分県在住のカメラマンKと飲んでいるとき、「龍馬伝、流行っちゅうけど、熊本を舞台に大河ドラマをつくるなら、誰か坂本龍馬みたいな偉人はおるの?」と聞かれました。
それまで考えたこともなかったことなので、「うーん」としばらく考えた後、「加藤清正かな?」と答えると、「ああ、熊本城をつくった人やね。最近、熊本城の観光客が相当増えたって、どっかのニュースで読んだことある」とK。
加藤清正といえば、安土桃山時代から江戸時代初期にかけ、豊臣秀吉や徳川家康の家臣として仕え、智勇兼備の名将として知られている人物。その一方で築城の名手としても有名なんですよ。
Kと飲んだ数日後、二の丸公園にある県立美術館に行くついで、加藤清正が築城した熊本城の天守閣へ久しぶりにのぼってみることにしました。

右から天守閣(大天守)、宇土櫓、小天守
熊本の中心市街地から、徒歩で行ける熊本城は、私にとって子どもの頃から慣れ親しんだ場所。本丸、二の丸、三の丸をあわせるとかなりの広さで、改めて巨大な要塞みたいだなと感心してしまいました(城郭の面積は東京ドームの約21個分なんだとか)。
天守閣のある本丸には、平成20年に復元された本丸御殿があり、韓国からのツアー客をはじめ、多くの観光客で賑わっていました。その様子を尻目に、一路天守閣へ。3層6階建ての城の中は、資料館になっていて、肥後歴代藩主の武具や調度品、それに西南戦争の資料などが展示されています。しかし、私の目的はただひとつ。頂上を目指すこと。
城の内部の階段はとにかく急で、運動不足の私は4階ぐらいで息切れ。しかし、展望台になっている最上階に到着すると、疲れを吹き飛ばすような景色が目の前にパッと広がりました。当日は天気がよかったので、熊本市内はもちろん、遠く有明海まで見ることも!

二の丸公園
改めて天守閣の最上階から熊本城全体を眺めると、本当に広い!加藤清正は他にも名護屋城(佐賀県)や名古屋城(愛知県)も手掛けていますが、それぞれ他の大名達も築城に関わっています。一大名の城としてはこれだけの規模はないのでは、と自称お城マニアの私は自慢に思う訳です。
しかし、これだけの城をつくる加藤清正の発想力は、計り知れないですよね。家族4人の家を建てることを考えるだけでも、結構大変なのに。
ぜひ「天下一の城づくり名人」という題名で、そんな加藤清正の人間像に迫る大河ドラマなんて出来ないかなと夢想してしまいました。
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