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石川の英雄 高峰譲吉 その魅力に迫る

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石川が誇る英雄・高峰譲吉

石川が誇る英雄として、今回は、特許庁が選んだ「十大発明家」の中の1人に入っている、高峰譲吉を紹介したいと思います。というのも、全国公開に先駆け、3月20日から石川県・富山県内で、高峰の半生を描いた映画、「さくら、さくら~サムライ化学者高峰譲吉の生涯~」が先行上映されており、地元石川では今、「高峰譲吉」という偉人にみなが興味津々なのです。

高峰譲吉は1854年、富山県高岡市で生まれ、翌年石川県金沢へ。幼いころから外国語と化学を好んで勉強し、才能を開花。工部大学校(現在の東京大学工学部)応用化学科を首席で卒業し、後に、アメリカでの研究を通じて、近代医学の発展に欠かせない数々の業績を残しました。

代表的な事例を挙げるなら、酵素を使用した世界初の消化薬「タカジアスターゼ」の発明、また世界で初めて純粋なホルモンであるアドレナリンの抽出に成功するなど、高峰がいかに偉大な化学者だと分かるかと思います。さらに化学分野だけでなく、日米親善のためにアメリカへ桜を寄贈したり、タカミネ研究所を設立してベンチャー企業の先駆けとなるなど、その他にも多くの業績を残しています。

しかし、これだけの功績を残しているにもかかわらず、高峰とほぼ同時代を生きた野口英世と比べると、金沢では理数系の優秀な中学生に「高峰賞」が贈られていることもあり比較的有名ですが、全国的知名度はかなり低いのが現状です。業績を見ると高峰の方が優れていると思うのですが、確かに野口の生い立ちから死に至るまでの壮絶な生涯には、私も小学生のころに感動した覚えがあります。

今回上映される「さくら、さくら~サムライ化学者高峰譲吉の生涯~」を通じて、少しでも多くの方が、高峰のこの偉大な生涯を知ってもらえればと思います。そして、この映画をきっかけに高峰を越える逸材が石川県より誕生すること期待しています!


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