
滋賀県の6分の1を占める琵琶湖。その広大な広さゆえ見せる表情も様々である。
大津や彦根など、古くから都市の栄えた湖南、湖東にくらべ、湖西、湖北は豊かな自然に囲まれた景勝地が続く。
海津大崎は琵琶湖の北端、海津湾の東に波食によって突き出た岩礁地帯。「暁霧(ぎょうむ)・海津大崎の岩礁」として、琵琶湖八景の1つに数えられる景勝地であるとともに、湖北随一の桜の名所である。東岸の山裾が急崖をなして、紺碧の湖面に落ちこむ、荒々しく勇壮な眺めが目に楽しい。そして約4km続く桜の街道は、開花の時期になると景色を一変させる。普段は無骨な印象を見せる樹齢60年を超える600本の桜は、そのときだけ華麗な別世界を演出。
岩場から湖面に突き出す桜は、たゆたう湖面に映え、花吹雪が波間に舞う。
湖岸を散策するだけでなく、遊覧船に乗り湖上から楽しむ人も多い。また、適度な曲線と素晴らしい景色の続く同地は、ドライビングコースとしても最適で、桜の回廊を走りぬける感覚も格別。湖上から見るも良し、湖畔から眺めるも良し、街道を走るも良し、その日となりの桜を楽しめる、琵琶湖のおすすめスポットである。
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