
サクラのピンクと黄色の菜の花のコントラストが美しい
利根川の支流・中川に築かれた幸手市の権現堂堤。堤の上約1kmに渡って桜並木が続く。
埼玉県はもとより関東屈指のサクラの名所として知られており、「桜堤」とも呼ばれている。
見所はサクラと菜の花との競演。堤下には菜の花畑が広がっており、サクラの淡いピンクと菜の花の鮮やかな黄色のコントラストがまるで絵葉書の一枚のような情景を作り出す。

昭和8年4月の当時の写真
権現堂堤は大正時代からすでに桜の名所としてにぎわっていたが、堤防のサクラは終戦前後に燃料として多くが伐採された。
昭和24年から住民らによるソメイヨシノの植栽が始まり、現在の権現堂堤を形作りに至る。
住民らはこの堤をこよなく愛し、保存会も設立され、地元の人たちの手で花の手入れや清掃が行なわれている。
サクラが見ごろを迎える3月下旬から4月上旬にかけて「幸手桜まつり」が開催。
堤には屋台も出店し、たくさんの花見客でにぎわう。日没から午後10時まで、中川に架かる外野橋がライトアップされ、夜桜客を楽しませてくれる。
幸手市は人気アニメ「らき☆すた」の舞台にもなっており、アニメの中で権現堂堤も描写されている。

サクラのトンネル
地元商工会が主体となって、アニメのキャラクターを取り入れた桜花びら型携帯ストラップの販売も行なわれている。市内取扱店で購入できる。
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