
桜と聞いて思い出すのは、やっぱり花見です。
熊本の花見スポットといえば、熊本城が有名。
桜が満開になる3月下旬から4月上旬は、熊本城はものすごい人出となります。
花見といえば、場所取り合戦が欠かせません。
ちょうど20歳のころ、私は高校の同級生と20人ほどで花見をしたことがあります。そのとき、じゃんけんで負けて、私は場所取りするはめに。
熊本城での花見が初体験だった私は、そこでの場所取りをすっかりなめていました。
宴会は夜だから昼間のうちに場所の確保に行くのですが、まあ昼過ぎで大丈夫だろうとたかをくくり、14時ころに熊本城に到着。しかし、そのときにはすでに城内は真っ青。至る所に青いビニールシートが敷き詰められていたのです。
ビニールシートの上には、いろんな会社の名前を書いた紙がおいてあり、なかにはスーツを着た新人社員のような人が、ぽつりと1人で座っているところもありました。
だけど、20人に声がかかっている宴会です。取れなかったではすまされませんので、必死で場所探しをすると、空いているのは、トイレやごみ箱の近く、または桜の木から遠い場所ばかり。
結局そのときは、遠くの石垣の上に一本の桜の木が見える場所に落ち着いたのですが、宴会がはじまる前から参加者たちからのクレーム処理に追われたことはいうまでもありません。
ところで、昨年私は、熊本県の北東部にある阿蘇郡小国町にある老舗の蔵元「河津酒造」の新酒祭りに行ってきました。
会場となる「河津酒造」の敷地には、一本の桜の大木があって、ちょうど祭りのときは満開を迎えていました。振る舞われた新酒のカップを持ち、その桜の木の下で花見酒を楽しんでいると、ひらひらと花びらがカップの中に舞い落ちてきました。
やっぱり花見をするなら、こんな風に花びらの舞うなかでやらないとね。
20歳のときの花見の失敗の記憶がふとよみがえり、思わず苦笑いしてしまいました。
※2010年の「河津酒造」の「新酒祭り」は2月27日(土)11時〜15時まで。
お問い合わせはTEL:0967-46-2311
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