
およそ2万平方メートルに300本の豊後梅が見られる壮瞥公園
北海道の梅と桜の開花時期は平均5月上旬です。一斉に咲き誇る淡いピンクの花々はチャーミングで、本格的な春を告げてくれます。北海道への桜前線はまだまだ到達せず、開花までには3ヶ月ほどかかります。そこで、昨年個人的に訪れた胆振地方の地元ならではの花見の名所を教えます。
北海道は梅の名所が少ないですが、およそ2万平方メートルに300本の豊後梅が見られる、妻と訪れた壮瞥公園(壮瞥町字東湖畔)は圧巻でした。公園への入口は地元の人でも見逃すほどで、そこから急な坂を1kmほど上ります。到着した頂上は洞爺湖屈指のビューポイント。青く澄んだ湖面、残雪を湛える蝦夷富士(羊蹄山)の白、中島の緑、そして豊後梅の淡いピンクが絶妙な色彩美を見せてくれました。梅林の斜面には東屋があり、近くに有珠山と昭和新山、遠くはサミット主会場のウインザーホテルも展望でき、毎年訪れていますがいつも「美しい」と思える名所です。

敷地内の石割り桜(樹齢約210年)は北海道の記念保護樹木に指定されています
日を改め、妻と娘と母の4人で、気軽に花見(桜)が楽しめる有珠善光寺と隣接する善光寺自然公園(伊達市有珠町)に出かけました。有珠善光寺は文化元年(1804年)、徳川幕府によって東京の芝増上寺の末寺として建立されました。様似の等澍印、厚岸の国泰寺と並んで蝦夷3官寺と呼ばれており、敷地内の石割り桜(樹齢約210年)は北海道の記念保護樹木に指定されています。隣の自然公園は面積9.8haあり、桜の木を主に60種・約2万本の木々が四季の移り変わりを見せてくれます。
ここで持参したジンギスカン鍋を囲んで楽しい食事。天候にも恵まれ、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラ、シダレザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノなど約1000本が咲き誇る敷地内でのジンギスカンとビールはとても美味しかったです。
なお、園内には有珠湾の夕景が眺められる展望台や芝生広場、休憩室などがあるほか、公園を1周できる園路での森林浴も訪れる人を喜ばせています。今年も梅と桜の美の競演を心待ちにしています。
※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。







