
五木食品株式会社のアベックラーメン
生活情報誌系のライターをしている私は、
毎年3月になると、いつも関わる特集があります。
仕事や学校の関係で、新しく熊本に引っ越してくる人たち向けの新生活特集です。
毎回、工夫を凝らし、熊本の魅力を伝える企画を考えるのですが、
やっぱり多くなるのは、熊本ならではの食べ物のことです。
企画会議の中で必ず名前が上がるのが、全国に知られる辛子レンコンや馬刺し、それに、ここ数年ブームを迎えている熊本ラーメンなどの麺類。
ところで数年前、会議で棒ラーメンの話題が出ました。
ご存知の方もいるかもしれませんが、棒ラーメンとは、インスタントラーメンで、麺のカタチはパスタのような棒状。ちぢれ麺が主流のカップラーメンとは違って、細麺ストレートになっています。
熊本では五木食品株式会社のアベックラーメンが有名ですが、私達は子どもの頃から、本当によく食べていました(当時は塩タイプ。現在はとんこつ味もあります)。

麺のカタチはパスタのような棒状
いろいろ調べていくうちに、この棒ラーメンは、九州以外ではあまり作られていないようで、ラーメンファンの間では、密かに注目を集めていることを知って、ビックリしたのを覚えています。
だって、私など、小学生の頃、土曜日の昼に学校から帰ると、おばあちゃんが作るアベックラーメンが昼ご飯。その頃は、当たり前に日本全国食べられていると思っていたんですよね。
ちなみに、その味わいは、小学生にとっては本当にヤミツキになるうまさ。
だけど、わが家では1回につき1人1食分までという掟(?)があり、育ち盛りというか、食べ盛りだった私には、満足できない量でした。
そこで家族が用事で出て行った隙に、3食分を自分で作って、まとめて食べるという暴挙に出たのです。
ちなみに、その時の満足感といったらありませんでした。
しかし、数時間後。かなりの腹痛に。どう考えても食べ過ぎでしたら。
しかも、帰って来た母親にばれて、怒られるというおまけ付き。
そんな思い出深い(?)アベックラーメンは、今では東京に住む同級生へのおみやげには欠かせないひとつになっています。







