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焼酎を制するものは鹿児島を制す。

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伝統的な焼酎の酒器「黒ぢょか」。「黒ぢょか」を使う場合は、前もって水で割った焼酎をこれでほどよく温めるのが最高の飲み方です。

伝統的な焼酎の酒器「黒ぢょか」。「黒ぢょか」を使う場合は、前もって水で割った焼酎をこれでほどよく温めるのが最高の飲み方です。

転勤や新任で鹿児島に来た人がカルチャーショックを受ける「焼酎文化」。鹿児島で酒といえば焼酎、それも芋焼酎。最近は日本酒を置く店もいくらか増えましたが、それでも「お酒ちょうだい」といえば焼酎が出てくるのが当たり前。「飲み方はどうするの?」と聞かれたら「お湯割りで」とお答えください。よほど暑い時じゃないかぎり鹿児島の人は水割りでは飲みません。ましてロックはごく少数派。お湯割りは必ずお湯から先にコップに注ぐのがセオリー。うっかり焼酎から入れようものなら「香りが飛ぶどが!!」と一喝、最悪の場合はグーパンチをもらうことも覚悟してください。「熱湯でグラスが割れるんじゃ…」。心配ご無用、鹿児島には厚手で小ぶりな「お湯割り専用グラス」があります。

もう一つ、他県の方が驚くのが「しょうゆの甘さ」。鹿児島のしょうゆは色が濃く少しねっとりした感じで甘みがあります。郷土料理の「とり刺し」や煮物の「とんこつ」によく合いますが、普通のお刺し身もこのしょうゆで食べます。「魚を甘いしょうゆで食べるのはちょっと…」という人もいますが、食わず嫌いはいけません。焼酎片手にぜひ一度お試しを。


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