
こぢんまりとした風情ただよう温泉街「宇奈月温泉」
法学部出身の方であれば「宇奈月温泉事件」について一度は聞いたことがあるはず。
民法総則の授業で最初に習う「権利濫用」について争った超有名な判例です。
私の大学では、先生が「宇奈月温泉って聞いたことある人いる?いないよな?富山にあるんだけどさあ。僕も一度行ったけど、めちゃくちゃへんぴな秘境なんだぜ」と紹介されていました。まあ、その通りだと思います。

極寒豪雪の中で見る花火
大学時代には知らなかった宇奈月温泉でしたが、「秘境」であるが故の素晴らしさに満ちています。
トロッコ電車で有名な黒部峡谷鉄道の発着地点に、こぢんまりとした温泉街を形成しています。
駅舎の横には温泉水の噴水があり、公園には足湯があり、赤提灯の飲み屋もあって、通りをそぞろ歩く人のげたの音が温泉情緒を醸します。
電車が冬ごもりするころ、周りの山々は薄い雪化粧に覆われ、まるで水墨画で見るような美しい風景となります。
2月は毎週土曜日に雪上花火大会も行われ、極寒豪雪の中でで見る花火は、大変に趣があります。
今回泊まったのは、宇奈月グランドホテル。一面に大理石をあしらった大浴場は圧巻で、ひのき造りの露天風呂も情緒がありました。
湯質は無味無臭でくせがなく、聞けば透明度は国内有数という折り紙付きです。
神経痛や疲労回復などに効果があるほか、肌がツルツルになることから、「美人の湯」としても知られています。
冬は富山湾の魚介類が一番おいしい季節。豪勢な食事に、思わず頬がゆるみます。
次は、誰かを誘って来たいものです。







