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2月温泉

鯖街道の真ん中にたたずむ 「盛の温泉」

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くつき温泉 てんくう

あたりを囲む一面の濃い緑と、かすかに聞こえる清流のせせらぎが心を癒す。目の前にはためく「名物 鯖ずし」の看板。遠目に広がる水平線は、おだやかにたゆたい波は見えない…。なぜならあれは海ではない。水平線の向こうは見えないがれっきとした湖、琵琶湖である。当然鯖もいない。

近年、別の意味で話題の福井県小浜市から京都までの約80キロ、通称「鯖街道」の中間点に朽木は位置する。かつて街道の宿場町として栄えた面影を残しつつも、豊かな自然に囲まれた山間の静かな土地である。琵琶湖岸からも程近く、マリン(?)レジャーや海水(?)浴、キャンプ場や登山、トレッキングコースもあり、冬場にはスキー場も近く、あらゆるアウトドアレジャーが楽しむことができる。

かつてアシのはやい鯖を担いで、運搬人が足早に通り過ぎたこの街道だが、レジャーに疲れた現代人の体を癒してくれるのが「くつき温泉てんくう」である。森の木々に囲まれた露天風呂では、最高の「森林浴」を楽しむことができる。泉質はアルカリ性単純温泉で、さっぱりした肌触りが、日帰りドライバーにも優しく、近くに遊びに着たら必ず最後に立ち寄るというリピーターも多い。

名物の鯖ずしは、当地の伝統料理として今も作られる。繊細で洗練された「京名物」の味とは違い、各家庭ごとに特徴のある素朴な味付け。ファンも多く、毎週日曜日に開かれる朝市では、それぞれの味付けに固定ファンがついているという。温泉ともども、ファンになってもう一度来たくなる、そんなスポットである。
地図※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。

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