
坂本龍馬と「幕末」のネタで盛り上がりを見せている長崎県。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」放送に伴い、亀山社中跡などのゆかりの史跡などが観光客を誘い、地域経済活性化につながると期待されているからだ。
歴史と文化に彩られた長崎県には、龍馬に限らず、さまざまな歴史上の人物が訪れている。
松下村塾を開き明治維新の立役者たちを輩出する役割を担った吉田松陰もそのひとり。彼は長崎、平戸を遊学した際、長崎県の代表的な温泉地、雲仙温泉を訪問している。国民宿舎青雲荘によると、松陰は嘉永年間、小地獄温泉(青雲荘所有)につかったとの記録が彼の日記に残されているという。
雲仙観光協会によると、雲仙温泉は701(大宝元)年、僧の行基が開き、温泉山と名づけたのが始まり。古い歴史を持ち、シーボルトが著した「日本」にもウンゼンの名が記述されているという。国立公園雲仙岳にあり、春のツツジ、秋の紅葉、冬の雪化粧など四季折々の表情豊かな自然とあいまって、湯けむりの立ちのぼる町並みは旅情をかき立てる。同協会加盟の旅館ホテルは13軒。長い歴史に培われたもてなしの心にあふれている。
2月には「霧氷」(花ぼうろ)をテーマにしたイベント「雲仙灯りの花ぼうろ」が展開され、イルミネーションが温泉街に花を添える。2月27日までの毎週土曜午後9時半からは打ち上げ花火も。
さらに山を下った島原半島西岸には小浜温泉がある。その小浜では、2月2日に全長105メートルの「日本一長い足湯」がオープン。地域ぐるみで取り組んでいる「小浜ちゃんぽん」もこのところの話題だ。
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