
五浦観光ホテル大観の湯
今回、私がご紹介するのは、太平洋に面した茨城県の最北端、北茨城市の五浦温泉です。
福島県に隣接する地にある五浦温泉(いづらおんせん)は、泉質はナトリウムカルシウム塩化物泉で少し塩辛い味がします。効能は神経痛・疲労回復・冷え性・筋肉痛など。温泉の成分が濃く、身体の芯から温まります。お風呂から出たあとも体がしばらくポカポカしています。

五浦観光ホテル
この温泉を楽しむのにオススメなのが「五浦観光ホテル(村田實社長)」。
こちらは「いつうら」と呼びます。「大観の湯(源泉71度)」「庭園露天風呂(源泉76.8度)」という2種類の温泉があります。
「大観の湯」は何といっても太平洋が一望できる眺めが最高です!
露天風呂ばかりでなく内風呂からも太平洋の眺めが楽しめます。
眺めを売りにする温泉は多くありますが、ここは本当に太平洋の眺めが素晴らしい!もともと五浦という地の景観が素晴らしいところに和風モダンな露天風呂が完成し、趣きある景観が楽しめます。私も何度も入っていますが、本当に気持ちが良いですよ!

天心記念五浦美術館
「大観」は有名な日本画家、横山大観のことですが、大観がかつて暮らしていた別荘がなんとこのホテルの中にあります。しかも現在も特別室として泊まることができます。室内には貸し切り露天風呂もあり、横山大観の愛用品展示を眺めながらゆっくりと五浦温泉を楽しめます。他の部屋よりも少し料金が高いのでちょっと贅沢な時間を楽しみたい方にオススメします。
五浦観光ホテルのすぐ近くには茨城県天心記念五浦美術館があります。
「天心」とは横山大観を指導した美術指導者、岡倉天心のこと。上野にある東京芸術大学(昔は東京美術学校)の2代目校長を27歳にして務め、現在も上野谷中にある日本美術院を設立したエリートで、国際的にも活躍し、美術以外でも沢山の業績を残した多才な偉人です。
約100年前、日本美術院は一時、岡倉天心の手によって五浦に活動拠点を移し、この地で日本画の創作活動をしました。
天心の指導を受けた画家たちが横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山などです。
有名な六角堂は、岡倉天心が思索にふけったところと言われ、ここではいわゆる「五浦の作家たち」の業績や優れた作品が鑑賞できます。この美術館設立には郷土愛にあふれた現在の市長の並々ならぬ思い入れがあったとか。
岡倉天心は自ら「五浦釣人」を名乗るなどこの地では釣り三昧の日々だったという一面もあり、
地元の釣りの名人に釣りを教えてもらっていたそうです。

名物のあんこう鍋
最後に「アンコウ鍋」の紹介もさせてください!
市内には大津港、平潟港という2つの小さな港があります。茨城といえば「アンコウ鍋」ですが、この2つの港でたくさんのアンコウが水揚げされています。
平潟港は県内1位の水揚げ量を誇ります。ちなみに北茨城のアンコウ鍋は味噌仕立てが基本。アンコウの肝を煎って味噌に混ぜた「どぶ汁」のスープは絶品。
皆さん、食べに来て下さいね。
※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。







